脳内会議

既卒の元ニート(現在、契約社員)です。既卒(元ニート)の生き方、考え方、平凡な日常の事を書いてます。

【読書日記】「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣//和田和樹

 

新品価格
¥1,365から
(2012/7/3 20:16時点)

「不安」は考えるほど大きくなる//P20

なるほどと思った。確かに、予期不安は考えれば考えるほど、大きくなってくる。
こうなったら、次はこれが危ない。こっちも危ない。そうなるとその次は・・・
みたいな感じで連鎖して大きくなっていく。
しかし、これは行動していけば意外と解決できる。予期不安とは逆で行動すれば、何が問題なのかがある程度わかるので対処さえ出来ればそんなにパニックを起こさないからだ。

あと同様に取らぬ狸の皮算用もやめる必要がある。
僕はよく妄想する癖があるので、これがうまくいったらあれをやって、それもうまくいったらあっちもやろう。とかどんどん妄想して広げて行動が遅くなることが多い。
そんなことをやってる暇があったら、小さなことでも即行動だ!

軌道修正すればいい//P37

さっきのまず行動しよう。ともつながるが 行動して失敗したら軌道修正すれば良い。
今まで僕はそれが出来ないと思っていた。というより、失敗そのものをしたらいけないと思ったいました。それが実は違って失敗しても可能な限り早く修正する。また失敗してもまた修正すればいい。
これを繰り返すのが一番効率が良いということなんですね。

そしてもっと行動のハードルを下げることも大事なんだと気付きました。

試してうまくいけば続ければいいし、だめだったらやめればいい//P43

こういう風に考えることが今までできていなかった。

楽しいことや得意なこと、あるいは、簡単なことから始めたほうが、スピーディーに進められるし、結果も出しやすい

これは今までの僕と真逆のやり方です。僕の場合やっかいなものから終わらせようとして、終わらない。期限はせまってくるのにあまり進んだように見えないし、まだ山ほど処理するものが残っている。こんな状況がよくあったので、この考え方を知ることが出来て良かったと思います。

 「本当の自分」が見えてくるノート//P71

本の中でも岡田斗司夫さんのレコーディングダイエットの本が例として紹介されている。
自分が考えたこと、行動、時間の使い方。そういうものを全てノートにメモを取っておくというもの。
これは今、岡田斗司夫さんの著書のスマートノートという本を読んでから実践している。
ブログとの平行なのでちょっと面倒だが、書かない時よりもずっと頭が整理されてて落ち着ける。
特に僕のように自己管理が下手だったり、考えすぎたりする人間にとって不安なことや考えたことをメモしておくというのは本当に良い役に立つと思う。

相談相手をもつ//P76

これは今までの僕の人生でも大きな失敗の1つだと思う。基本的に僕は人に弱みを魅せることができない。失敗を許さないという中で育ってきたためか、否定されることが人よりつらく感じる。そもそも人に相談している時点である意味半分失敗しているようなものだからそんな価値感を持っている人間が気軽に相談なんて出来る訳がない。人に相談するというのは今は大事なことだと思うのだが、まだ人に相談するという事にはかなり抵抗がある。わかっていても出来ない。
なので、今は一応ノートが相談相手代わりだ。ノートに悩みを書いてると少しすっきりするので多少効果はあると思われるが、人に相談できるようになるには少し時間がかかりそうだ。

脳の実用性能は、このアウトプットに規定される//P83

これは大事なことだ。というか大事なことだと思ったから僕はブログを始めた。
この本だけではなく、色んな所でアウトプットが重要であるということは紹介されている。

まじめな人ほど目標が高い//P108 

別に自分が真面目な人間だなんて思わないけど、僕のたてる目標が高すぎることが多いのは事実だ。というよりもあまりにも長期で目標を立てすぎて、足元が見えていないことが多い。
目標が高すぎるせいで、基礎的な所を疎かにしてしまう傾向がある。

失敗しても変えられないのが悪い//P114 

本当にこの本は僕の固定観念を覆してくれることが多い。もちろん、それは僕の能力が低すぎるせいなのだけど。それはさておき、失敗しても変えられないのが悪いという発想もこれまたなかった。
何回も書いてるように僕は失敗そのものが悪いと考えていたからだ。
失敗しても良い。その次に同じ失敗をしなければ良いんだと考えようと思う。

スケジュールは休みから埋めていく//P128 

まずスケジュールに休みを組み込むという発想そのものが僕にはなかった。
僕の場合、スケジュールはぎちぎちに組まれていて、余裕なんてものはなかった。
予備日はとってあったが、それは足りなかった分を補うためのもので休むためのものではない。
当然、そんなスケジュールはうまくいった試しがない。。。
この本を読んで休みをしっかり設定することの重要性を認識出来たのは大変価値があったと思う。

自分を第一に考える//P134
いいひとをやめる//P135  

僕には地味にこれが1番難しいかもしれない。人に気を使い続けて生きてきた人間がいきなり、自分のことを第一に考えろと言われても無理だ。どうやっても自分が他人にどう思われているのかが気になってしまう。合わせたくなくてもあわせてしまう。これはどうにか治したい。

優秀な人ほど、人のまねをする//P184

言うまでもなく、僕のやり方とは真逆だ。今まで僕がうまくいかなかったのは当然だと思えてくる。
とりあえず、まねすることは大事だねという話。




この本は本当に良書で引用したいとこだらけだった。
僕の考え方の悪いところをかなり指摘してくれている。
普通、本を読んで自分の参考になるのは極一部だと思う。しかしこの本は全ての章、全ての節、全ての文が参考になる。おそらく、著者が想定している「あれこれ考えて動けない人」が僕に当てはまりすぎているせいだろう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




うん。心療内科に行ってみようかな?